2010年2月5日金曜日
家庭の衣楽(いがく)「デニム加工編その1-準備-」
そろそろ夏物スポット、秋冬展示会へとペースアップしていかなければ
ならない時期。
普段も特に外でのネタって書いてないんですが、本格的に仕事場に
引きこもらなければならなくなるのでネタ確保ついでにこんなのどう
でしょう?
「家庭で出来るデニム加工」
リンク忘れじゃないすよ、これからここでやります。
要は誰でも手に入る日常的な道具や材料使って家庭でデニムを加工
してしまいましょうっていう事です。
*ちなみに上の画像が加工後、ひとまず第1章ではここまでもって行きます。
注意としては完全に俺の経験、独断に基づいた方法なので突っ込まない
で下さい、プロの方。
とりあえず初回は加工の準備です。
用意するもの。
:生デニム(これ自立すんじゃねーの?ってくらい糊がパッキパキのが○)
*同じ「デニム」って言ってもそれぞれ違う生地なので必ずしも同じ表情
にはなりません、お高いデニムで試すのはやめましょうね、やる場合は
裾あげ後の余ったやつで実験してください、あくまで自己責任って事で。
*ジャストサイズが吉、太いのは難しいです、どうしてもという方はヘビー級
な友達に協力をあおぎましょう。
こんだけ。
ではいきましょう。
工程1:湯通し、乾燥、水洗い、乾燥
熱湯で濡らしてください、濡らすだけで良いです、ただしお湯が染み込んで
いないところが無いように。
で、洗濯機で脱水かけて乾燥機へ。
昨今のデニムは優秀なので自然乾燥だと古着のようにがっつり縮んでくれま
せん、ここでの乾燥機は絶対です、そうしないといわゆる「アタリ」がしっかり
出てくれません、2,3回繰り返しても良いくらいです。
乾いたら縫い目に凹凸が出来てると思います、これが「アタリ」の素です。
次いで洗濯機で水洗いします、乾いたのになんで?ってお思いでしょうが
とりあえず洗って下さい、洗剤はいれずに水洗い、脱水のみです。
洗剤いれないとか湯通しのみってのはなるべく糊を落とさないようにする為
です、そうするメリットは2つあるんですが次回以降に説明します。
自然乾燥しましょう。
あくまで自然乾燥です、この段階では別に乾燥機使っても良いんですが、
自然乾燥のほうが生地が硬い状態で乾きます、この硬さが次回に生きるん
です、家庭での加工は根気も要るんです、でも3年はくよりは良いでしょう?
これが工程1終わったデニム。
今回は自分用に仕事の合間に縫ったネイビーステッチのデニムを使用。
工程2:はきグセをつけよう
簡単です、はいてください。
デニムに入るしわは体型やサイズによって千差万別です、できれば半日程度
はいて自分のクセを付けましょう、10回やそこらのスクワットでできたシワは
信用してはいけません、位置がすぐ変わります。
*半日はいたとしてもシワの位置は変わります、これ残念なんですが多少のズレ
は広い心で受け止めましょう、あくまで「加工」ですので。
完璧めざすんなら地道にはき続けるしかないんです。
これで準備完了です。
今回は準備なので楽しくなかったと思いますがどうかご容赦を。
次回から加工に入っていきます。
それでは。
P.S
作業しながら撮ってたのでデジ1じゃなくコンデジ使ってます、
写真写りがいまいちですがあしからず。
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