色落し編
久しぶりのデニム加工更新、第2章はダメージ編です。
前回までである程度色落ち加工させたデニム(上画像)
に穴を開けて行くんですが、こっからは好みの問題
なので参考程度にしといてもらって結構です。
準備するもの、
:紙やすり
:カミソリ
:千枚通し的なもの
:チャコペン
:カッター
:定規
ちょい多め。
工程1:裏を削る
意外と忘れがちですが、生地は裏からも多少削れて
くるものです、気休め程度の効果かもしれませんが、
穴の周りがボサっとするわざとらしい出来にしない
為にも是非やっておきましょう。
生地を薄くやわらかくしたい方は全体に、面倒な
方はモモやおしり付近の、穴を開けたいところを
削っていきます。
どちらの方も穴付近は念入りに、ここはどうせ
見えないので雑な削り方でも平気です。
工程2:穴開け
まずはいてみてください、一応穴が開きそうな
箇所(ヒザやモモなど)を把握して好みの場所に
印を付けておきます。
で、この線に沿ってガッシガッシ削っていきます、
内側はどうせ穴と化すのでやるのは時間の無駄、
やめておきましょう。
削りは後で穴を開けるので雑で良いです、短気な
方は裏から指を添えてカミソリで削ると早いです。
次に印の内側ですが、さっき削ったところに千枚通し
的なものを表から数箇所ぶっ刺します、後ろまで
行かないようにジャンプかなんかを内側に入れて
やってください。
チャンピオンでも良いです。
裏返すとさっき刺したところが確認できると思い
ます、これが消えないうちにチャコペンで印をつけ
ときましょう、裏なんでボールペンでも良いです。
この印の内側をカッターで切っていきます。
これは表からやりたくなりますが、裏からの方が
「横糸(白い方)」が見えやすいので裏からやり
ましょう。
自然と磨耗で穴が開いた場合横糸がガッチリ残り
ます、それを再現する為に横糸を切らないように
横糸に沿って定規をあてて切っていきます。
この後の洗い工程で切られた縦糸があらかた
抜けるので5mm間隔くらいで充分。
大きな穴あけはこれで終了です、洗う前で出来が
分かりにくいですが、次回の工程の後に洗ったほう
が効率良いので今回はじっと我慢の子です。
それでは。
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