2010年2月24日水曜日

家庭の衣楽(いがく)「ダメージ加工編その1-大穴あけ-」



色落し編

久しぶりのデニム加工更新、第2章はダメージ編です。



前回までである程度色落ち加工させたデニム(上画像)
に穴を開けて行くんですが、こっからは好みの問題
なので参考程度にしといてもらって結構です。

準備するもの、



:紙やすり

:カミソリ

:千枚通し的なもの

:チャコペン

:カッター

:定規

ちょい多め。

工程1:裏を削る

意外と忘れがちですが、生地は裏からも多少削れて
くるものです、気休め程度の効果かもしれませんが、
穴の周りがボサっとするわざとらしい出来にしない
為にも是非やっておきましょう。



生地を薄くやわらかくしたい方は全体に、面倒な
方はモモやおしり付近の、穴を開けたいところを
削っていきます。

どちらの方も穴付近は念入りに、ここはどうせ
見えないので雑な削り方でも平気です。

工程2:穴開け

まずはいてみてください、一応穴が開きそうな
箇所(ヒザやモモなど)を把握して好みの場所に
印を付けておきます。



で、この線に沿ってガッシガッシ削っていきます、
内側はどうせ穴と化すのでやるのは時間の無駄、
やめておきましょう。

削りは後で穴を開けるので雑で良いです、短気な
方は裏から指を添えてカミソリで削ると早いです。



次に印の内側ですが、さっき削ったところに千枚通し
的なものを表から数箇所ぶっ刺します、後ろまで
行かないようにジャンプかなんかを内側に入れて
やってください。

チャンピオンでも良いです。



裏返すとさっき刺したところが確認できると思い
ます、これが消えないうちにチャコペンで印をつけ
ときましょう、裏なんでボールペンでも良いです。



この印の内側をカッターで切っていきます。

これは表からやりたくなりますが、裏からの方が
「横糸(白い方)」が見えやすいので裏からやり
ましょう。

自然と磨耗で穴が開いた場合横糸がガッチリ残り
ます、それを再現する為に横糸を切らないように
横糸に沿って定規をあてて切っていきます。



この後の洗い工程で切られた縦糸があらかた
抜けるので5mm間隔くらいで充分。





大きな穴あけはこれで終了です、洗う前で出来が
分かりにくいですが、次回の工程の後に洗ったほう
が効率良いので今回はじっと我慢の子です。

それでは。





  

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