2010年2月13日土曜日

家庭の衣楽(いがく)「デニム加工編その5-洗い-」


その1    その2

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たまには連投でご機嫌を伺います、二日酔い
です吉田です。

工程6:洗い

準備するもの、



:バケツ

:洗剤

:漂白剤

:手袋

削りの作業が終わったデニムを洗っていきます。

バケツにぬるま湯をはり洗剤と漂白剤を入れます、
漂白剤は後でも足せるので少な目からはじめましょう。

バケツの中にデニムをいれよくもみ洗いしていきます、
水が紺色になるくらいもみこみます。

一旦お湯を捨てて同じものを新しく作ります、先ほど
落ちが悪かった方はさっきより多めに漂白剤を入れま
しょう。

再びもみ洗い。

しばらくしたら放置します、気温やお湯の温度、生地に
よって色はまちまちだと思いますが、まだ濃いはずです。

様子見ながらほっといてみましょう。



ここで糊を落とさないメリットその2、糊が染み込んで
いることで部分部分で漂白効果に差ができるんです。

削った部分はそれだけ繊維が壊れているので漂白剤が染み
込みやすく、そうでない部分は糊が表面をコーティングして
いるので染み込みにくい、すると濃い部分と薄い部分の
コントラストがはっきりとしやすくなるわけです。

ちなみにこれは勘です、多分にたぶんです、本当にそういう
効果があるかどうかは分かりませんのであしからず。

放置してもなかなか好みの色にならない方はガンガン漂白剤を
足しましょう、くれぐれも混ぜるのをお忘れなく。



色は好みで行きましょう、注意するのは「濡れてる」状態
なので乾いた色より濃く見えるって事くらいです。

つづいて洗濯機で洗っていきます。

漂白剤を使っているので洗剤入りで2度ほど回したほうが
良いでしょう、糊も落ちるし自然なあたりも作ってくれる
ので一石三鳥です。

後は自然乾燥で乾かすのみです(なぜ自然乾燥かはまた次回)。




ここでは先々ダメージ加工までやりたいのでさらに薄めに
落としていきます、ここでとめたい方は以下すっ飛ばして
結構です。

さらに薄くする為に糊を落とした状態でお湯で薄めた漂白剤
に浸けます、ここで注意、先ほどより色が落ちやすくなって
ますので目を離さないで下さい、夏なんかにやるとすぐ水色に
なっちゃいます。



で、やはり濡れて色が濃く見えることを考慮しつつストップ
して上記と同じく二度洗い、自然乾燥という流れ。




ここまで来ましたがまだ違和感が残ります、なんとなく
残念な感じ、、、、、でもご安心を、次回の全体をより
まとまった印象にする工程で見違えること請け合いです。

それでは。

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