あれから

震災から数日、ライフライン完璧な都内でも水や電池、その他
生活用品が手に入らないという混乱こそありますが、メディアも
含め徐々に日常を取り戻しつつあります。

地震直後から「自分に何が出来るか」を考え続け、いくつか
実際に試みてみました。

でも、被災された取引先さんの「衣服求む！」との呼びかけに、
運送会社頼りの自分はただただ無力。

先だって試みた事も、結果どれだけ助けになるかもわかりません。

しかしまだまだ何か出来るはず。

今後日本経済は大変な状況になるでしょう、我々ファッション
を生業にする人間は、商品の性格上直接的にかなりの影響を受ける
かもしれません。

でも自分に出来る事は、日本がありきたりの日常を取り戻せた時に、
即ファッションという「ただの娯楽」を供給する準備を怠らず、
相互に協力し合い、ただ日々洋服を作り続ける。

それしか出来ないし、それが自分がやるべき行動だと思っています。




あ、あと節電ね。

超簡単、いらない電気消すだけ。





「早く被災した方々がサイズ感間違えて後悔する日常がきますように」


CARTRIDGE CASE222

吉田　直人